NHK BSの『プレミアムシネマ』で鑑賞。
江戸時代に幕府が設置した小石川養生所を舞台にした、山本周五郎『赤ひげ診療譚』を映画化。昨今では珍しい、ド直球で分かりやすいヒューマニズム——だが、それが…
【モノクロでも赤色ひげに見えた時点で降参】
まだ観ていない黒澤作品を少しずつ観ているのだが、「ベスト5はこれで決まり!」と思ってたら後から観た作品がその間にランクインしてくる。黒澤作品の層の厚さに…
19番目のカルテを見てちょうどいい機会だと思って視聴。
やっぱり映像がすごくダイナミックで迫力ある。
まだ麻酔がない時代で、患者を大の字に縛り付け、暴れながらも行われる手術。すごく大変だっただろうな…
きゅ、休憩?となりました。(初体験)
白黒の画の魅せ方が抜群に良い。自室に収容したおとよの目元を照らす場面、目力は心に訴えかける。
ちょうぼうが床に伏せる場面は長回しで身が引き締まります。圧巻
井…
黒澤監督らしい力強い作品
小石川療養所の所長:赤ひげと呼ばれる腰の座った老医師(三船敏郎)と、そこに見習い医師として入ってきた血気盛んな保本(加山雄三)の師弟関係が築かれる過程に、患者たちの悲喜交…
黒澤明の映画を観る際には、僕はいつでもその明瞭なモニュメント(像)とモーメント(瞬間)の描き方を面白く思っており、この『赤ひげ』については、ほとんどモニュメント(像)だけで成立させた作品のように感じ…
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