溝口健二に駄作なし。
けれどこの平忠盛〜清盛・親子を中心にした歴史物語の映画化は、ちょっと苦労した痕も見受けられる。
歴史的にはこの後、もっと力を持っていく武士たちのその直前の息吹みたいなものを…
戦後10年1955年の若者アプレゲールとしての平清盛。
まるで「エデンの東」のよう。
溝口健二が急逝しなければ若きスター市川雷蔵とどのような作品を作ったのだろうか?
進藤英太郎がファウストにおけ…
監督 溝口健二
原作 吉川英治
主演 市川雷蔵
撮影 宮川一夫
大映カラー總天然色映画
屋外ロケ、膨大なエキストラ、造り込み豊かなセット、色彩に富んだ衣装、絢爛な美術に目を奪われる。
とは言え、や…
大映一大絵巻三部作の一。監督溝口健二、平清盛に市川雷蔵、元白拍子の母に木暮実千代。た…谷間が…えエロい…それはともかくエキストラがやばい!山道の撮影にあんだけの人数投入するなんて!大映の豪華セットに…
>>続きを読むデジタル修復版で観る。何回か見たはずなんだけど全く筋を覚えてない。今回ようやく納得した。3部作の1作目。でも後の2作は、監督も主演も違う。適当だなぁ大映。溝口健二に権力者の話は向かない。結局木暮実千…
>>続きを読む2025年1本目にして2800本目は久方ぶりの劇場鑑賞。ということで行って参りましたよ、市川雷蔵映画祭@有楽町。いやあ、モチロン雷蔵目当てだったのですが、それもさることながら、思いがけずに溝口健二と…
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