ジゴロの津川雅彦が逆玉に乗って底辺から抜け出そうとするが…というお話。中期以降の幾何学的画面はなく普通の画面が続くので非常に見やすいしお話もわかりやすいがまぁまぁってとこか。観覧車の場面は安全性がど…
>>続きを読む『ろくでなし』同様、今回の津川雅彦も虚しいクズ男ではあるが、ピカレスクをやったろうというぐらいのエネルギーはある。そこは人間らしい。
結局、魑魅魍魎共にボコボコにされてしまうのだが…
気がつけば普通…
男妾…。
住む世界が違っても、汚い手を使っても成り上がろうとする男。いや、成り上がるのではなく、金が欲しいのだ。しかし、頭が切れるようで、世の中の仕組みがこの男はわかっていない。女を裏切り裏切られ、…
「甘い夜の果て」
冒頭、中部地方のある新興工業都市。ジャズ流れる浜辺。男女の営み、水の流れ音。クラクションがなり、トンネルを歩く。燃える車、ドライブイン、店で女をナンパ、バー、肉体関係へ…本作…
松竹株式会社