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U-NEXT
吉田喜重ですから、構図は凝りまくりで、特にロングショットがめちゃ良い。湖上のボートで揉み合うシークエンスを超ロングで俯瞰。観覧車に乗ってうろうろするのも超ロング。これが物凄…
誰もいない競輪場で津川雅彦演じる主人公・手塚二郎がオートバイを走らせる。オートバイは走る、走る、とことん走る。その姿をカメラが食らいつくように捉える。この画面が実に生々しく、観ているこちらの気持ちを…
>>続きを読むスタンダールの『赤と黒』を基に舞台を19世紀のフランスから高度経済成長の歪みの象徴と言われた四日市に移した作品。との事なので新潮文庫版の『赤と黒』を読んでから観ました。
上下巻で1000ページ弱の長…
津川雅彦が一生懸命演技をしているところを、山上輝世が独特の表情で掻き消してくる。彼女のアパートで結婚をしようと思ってたことを打ち明けるシークエンスで、津川が笑いによって一蹴する際にも山上は一切表情を…
>>続きを読む初対面の女をバイクに乗せて空の競技場をぶっ飛ばし、バー(ホステス)に斡旋したその日に同じ部屋で寝る、序盤の展開速度が凄まじい。
青春の疾走感というか、それを叩きつけられる地理的条件(経済力)がないの…
四日市の町が映り、駅やデパート、競輪場?のカーブ、工場地帯が目を引く
特に主人公が乗る屋上の小さな観覧車は、まさしく彼の人生のように運気が上り始め、そしてまた下降する例えのようだった。
津川…
津川雅彦は前年作『ろくでなし』同様今回も哀しきクズ男役。観覧車の頂点。もうここには存在しない女。競輪場で暴走するバイク。60年前も今も人生に単調なリズムなどなく、静があるから動が引き立ち、動があるか…
>>続きを読む吉田喜重三作目久しぶりに観る
三重県と思われる工業都市Yで
デパート勤務の手塚は金が欲し
いしか頭にない男。縁あって知
り合う中年女性に近付くが
監督と前田陽一の共同脚本
三作目も資本家と労働…
玉の輿にのりたい利己主義な男とそれに振り回される女。愛よりもお金一筋、ここまで潔いと逆に気持ちいい。むしゃくしゃした時は猛スピードで乗り物を乗り回す幼稚さが少し可愛らしい。いかにも死に急いでいるよう…
>>続きを読む松竹株式会社