木下惠介の観る
湘南の一軒家で暮らす佐藤家
知り合いに夏の間だけ家を貸
すことになり妻は子供を連れ
軽井沢の実家に帰るが
十七代目中村勘三郎が木下惠介との仕事
を熱望し監督がオリジナル脚本を書い…
1950年代、海沿いの辻堂に住む子供1人の高橋貞二と久我美子の若夫婦。ある日、旦那の会社の上役から辻堂の家を一夏有料で貸さないか?という話がもちかけれる。安月給で買ったマイホームだが、月々のローンも…
>>続きを読む主演は久我美子だが話の中心人物は17代目中村勘三郎。
戦争で心に傷を負って働けず子守をしている元軍人が、更なる不幸に見舞われる悲惨な話だが、小坂一也の甲高い歌声で重苦しさを和らげている。
18代目…
このレビューはネタバレを含みます
やはり「名監督」が撮る映画は観て後悔させないモノがある。
時代は1959年。終戦から15年、まだ東京オリンピック開催以前で、戦争後の混乱がやっと落ち着き、高度成長期はこれよりまだ先の話だ。
そん…
ラストの17代目中村勘三郎vs.三國連太郎の殺し合いは見ものだった。
青年が真面目な顔して変なロックンロールを歌うのが笑える。
命を刻む風鈴の音が物悲しい。何かに取り残されてしまった寂しい夏の日に見…
木下恵介監督作品、カラー
主演は久我美子、助演は中村勘三郎、高橋貞二ら
【あらすじ】
一夏の間夫(高橋貞二)と離れ子供(中村勘九郎)と共に実家の軽井沢で暮らす久我美子は
幼い娘の子守をして暮らす中…