明日を夢見てに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『明日を夢見て』に投稿された感想・評価

冷静に考えると最低な主人公なんだけど
トルナトーレの手にかかってしまうと
客の感情移入はいつの間にか主人公に向かう

1950年代のイタリア。
ボロのトラックに映像機器と拡声器を載せて、シチリアの田舎町をオーディションと称して、金を稼いでいるジョー。

村人たちに「風と共に去りぬ」のセリフを演じさせ、
カメラでその…

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3.6

新人発掘オーディションと称して小銭を巻き上げる詐欺師の男

途中から本性が出てくるのが面白い
撮影の際の様々な人々の語り、当時のイタリアの内政や状況が垣間見えて興味い。

なんともやるせないラストだ…

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AONI
3.5
カメラの前では正直になり、現実世界では自分を偽る人々。

センチメンタルに走るきらいのあるトルトナーレ作品にしては、ほろ苦い余韻を残す人生哀歌。
No.3617

『裏ニュー・シネマ・パラダイス』

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かなりドライでシリアスなお話。

ダーク・ファンタジー。
3.7

明日を夢見て、苦しい生活から抜け出す為、映画スターを夢見る人達。
そんな人々の希望に付け込んで映画のオーディションを行う詐欺師ジョー。
カメラの前で演技をさせ、それを有名監督に届けると言いながら、手…

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3.6

ヒロインが純で善良なだけに、村人特に男達の彼女への仕打ちは、酷かった。
村人を騙す主人公はそれが、分かって殴る蹴るされる。
シチリア人の凶暴さかなあ。
フェリーニの「道」に似た所もありました。
男の…

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3.8

恋愛モノになった瞬間から興醒めしてしまった。
いかにもシチリア(というか南伊)な感じ、奔放な市井の人々の語りが、 面白かったんだけど。

フェリーニの写真がちらと出てたと思うけど、ジュゼッペ・トルナ…

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RIO
3.9

人が心に宿しているもの
カメラの前で村の人々が話す
狭いこの世界から輝く処へ連れていって
光の中に消えていく夢

「イル・ポスティーノ」の
ヴィットリオ・チェッキ・ゴーリと
リータ・チェッキ・ゴーリ…

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タケ
4.0

映画のなかで何度もニセのオーディションを繰り返すのだがシチリアの人々が余りにも味わい深く個性的で、可笑しくて切なくてまるで飽きない。
ジュゼッペ・トルナトーレは『ニュー・シネマ・パラダイス』の一発屋…

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