豊田正子さんという少女の書いた実際の綴方が原作。
同じ歳(13、14歳)の高峰秀子が演じる正子は、貧しい生活にも負けず、明るく元気で、鋭い観察眼と巧みな比喩表現で自分自身の生活を正直に綴る。
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バラック小屋で家族と暮らす小学生の正子(高峰秀子)にまつわる悲喜交々の物語。
小学生高学年の時クラス全員で作文を書かされた。良作には先生が教室で読み上げてくれたのはうれしかった。ある時、白紙で提出…
高峰秀子さんの確か初主演作品、14歳。
劇映画としては淡々としていてあまり面白くは感じなかったが、原作が高峰さんと近い年齢の豊田正子さんが書いた綴り方=作文であることが興味深い。戦前の庶民の暮らしが…
1938年製作公開。原作豊田正子。脚色木村千依男。監督山本嘉次郎。子役当時の、って子役という言い方もどうかと思うが、高峰秀子が出演しているとチラシに書いてあったので出掛ける。一目でわかります。
東…
鈴木三重吉の影響下により、生活綴方運動という民間教育が盛んになりつつあった戦前を舞台に、子どもがありのままに書き、世に広めることのもたらす意味を淡々と描く 私だったら、見たもの(うさぎが草を食べると…
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