『噂の女』に引き続き見たけど、更に女が単純に描かれてた。
溝口の描く女(女を描く溝口)は大好きだったはずなのに悲しい。
シンプルと言えばシンプルなのかもしれないが。。
田中絹代がパンパンをするとい…
GHQからの指導が入っているのかってくらい教条主義的な女性性の語り。溝口作品らしくない。
寮長ら男性が語る都合よい「新しい女性」観に最後まで刃向かっていったのは溝口っぽい。
田中絹代の衣装にビックリ…
夜の映画大会@神保町シアター。
上映時間が溝口にしては短い。
お得意の長回しが意外とあっさりしており、また、田中絹代が転落する過程がすっぽり抜け落ちている。
もしや、占領時代だけに、資材の統制で、十…
敗戦後米軍相手に夜を徘徊する娼婦たちの壮絶な生活。溝口のサディズムも戦後の荒廃によく映えている。聖母画のアップから引いて焼け野原、瓦礫の山に這いつくばってる娼婦達のショットは荘厳だった。
パンパン…