夜の女たちに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 6ページ目

「夜の女たち」に投稿された感想・評価

Omizu

Omizuの感想・評価

4.0

【1948年キネマ旬報日本映画ベストテン 第3位】
溝口健二監督作品。『西鶴一代女』と大体同じような話、と言ってしまうと乱暴だろうか。『西鶴一代女』を戦後に移した話なのだが、田中絹代演じるヒロインは…

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Kunihiro

Kunihiroの感想・評価

3.5
戦後混乱期の哀しい生き方を選んだ女性が映し出される。同じ溝口作品でも赤線地帯は少し光が見えたのに対して本作は絶望感だけが残った。ラストカットは神など存在しないという強烈なメッセージに思えた。
Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.5

一人の女性があるキッカケで、街娼婦に落ちぶれていく様を強烈に描いた溝口健二監督作品。

冒頭の貧困女性の姿をした田中絹代が、パンパンになった後の派手な姿を見せるあたり、風格も感じさせてくれる見事さ、…

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老

老の感想・評価

4.0

これも戦争映画の1つ。

焼け果てた町。アヘンの蔓延。どうしようもないほどに醜く、堕落した男。疲れ果てた弱い女に群がるハイエナのような女たち。

救いようがないほどに奈落へ落とされる展開が続く。
ラ…

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戦後の女性を描いた作品。落ちぶれて街の女になり、また立ち直る。溝口監督のいつもながらの女性た対する優しい視線が感じられました。

田中絹代が普通の主婦から転落していくのを冷徹な感じで見つめます。家出娘が男に乱暴された後、娼婦達に身ぐるみはがされるシーンをワン・シーン・ワン・カットで追い詰めます。このシーンは、当時にしても、かな…

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時代が時代だけに、廃墟の空気感がマジ。
絵に描いたような不幸の連続に加えて、田中絹代の名女優だが微妙な顔と高杉早苗の華やかな美貌の対比が、またエグい女の不幸。

溝口健二監督作品。
終戦後の大阪。田中絹代演じる房子は、戦争により夫と子どもを失う。密輸業者の社長秘書となるが、房子の妹夏子が社長と関係を持ってしまい・・・という話。

パンパン(=戦後娼婦)につい…

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溝口マラソン6本目
戦後、焼け野原の大阪
旦那は戦死し、一人で生きていかないかんと働くも(半分愛人)実の妹と関係を持ってる事に気づきそのまま姉失踪
竿姉妹とか笑えないわーーーーーーー気持ち悪…
田中…

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甘くない生活。
出てくる男はみんなクソ。

院長先生の優しさでさえ嘘くさい。

まだ全部観てないが溝口健二は女を虐める天才かも。

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