藤田弓子さん演じる食堂を営む主人の妻、貞子はユーモアはあるが生真面目な夫に対して、いつでも明るく元気で、食堂を明るく照らす太陽のような大阪のお母ちゃん。旦那が突然2、3日失踪した時は、さすがに髪を振…
>>続きを読む阪東妻三郎田村高廣永遠の親子鷹@ラピュタ阿佐ヶ谷
1981年だがモノクロ作品
1956年大阪。一級河川の川沿いで食堂を営む夫婦の間に9歳の男児。
男児は同い年の子供と橋の上で出会う。川の向かい…
名作ぅ〜。
トラウマばかりを見続ける子、のぶちゃん。
しかし、取巻く大人が予想に反してみんな優しい。
戦後10年のボートピープルはかなり差別を受けていたらしいが、そんな事情と子供は関係ないと仲良く…
目線
モノクロの中でも、すごく眼が活きている作品でした。
あの時に囚われた大人たちと目の前の現実を見て生きる子供たち。
目線が違うけれど同じ世界を生きている不条理。
生命の終わりがなんともあっけな…
「午前十時の映画祭」にて。
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舞台は昭和31年の大阪。
こてこての大阪弁が心地よい。
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時には強烈だけど、いろんな経験をしつつ、三人の子どもが成長していく様がとても良い。演技も素晴らしい。
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泥の河が象徴する、「あちら」と「こちら」に横たわる絶対的な淵が、ふたりを引き裂く。安易なヒューマニズムの提示でそれを乗り越え可能なものとして映さず、その乗り越えられなさをこそ示す厳しさに、誠実さを見…
>>続きを読む見てよかったなぁ。無邪気に仲良くなる姿、子どもながらに感じる異質さ。ながらにというか、だからこそというか。「普通の子ども」であるのぶちゃんを通して輪郭がわかる大人たちの暮らし、生きることや死ぬこと。…
>>続きを読む木村プロダクション