「死は最も残酷だ こういう美しい世界が見られなくなる 神が私たちに授けてくれた素晴らしい世界がな」
「あの世も美しいのでは?」
「どうかな?あの世から戻った者がいるか?なぜ美しいと分かる?」
髭を…
特に何かが起きるわけじゃなく、同じような退屈な日々の繰り返し。けれどほんの少しずつ変わってゆく、死に対しての向き合い方や村人たちへの想い。イランの北部に住むクルド人たちの暮らしは豊かではないけれど、…
>>続きを読むその土地に根付いた文化/風習を知らない部外者の視点を介して、敢えて儀式=フレームの周縁だけを収める壮大な虚構。
電話相手に喋り倒すテレビクルーのせいで石壁や色の禿げた色彩が全て偽物の、ウェス・アンダ…
死を待つという作業のなかで、待たれている側は全く映らない。撮影クルーも映らない。映らない人が多いのは、逆に想像したくなって良いかもしれない。
子どもや恋、妊娠、出産の死とは真逆のものの見せ方が自然だ…
テヘランからクルド系の村落へ葬送の取材に来た男の一顛末。
電波のために電話が来るたび丘に登る。
遊牧している人、家事をしている人、収穫している人、勉強している子供、井戸を掘る人、
村の営みと都会…
◎ フルーク?の詩が絶妙なタイミングでタイトルを吐き出してきてあがった!
あの停電した暗闇の洞穴の中もかなりいい!
'生'を引き伸ばしにされた中であまり漂わない緊張感が'なすがまま'な様を醸し出して…
キアロスタミといえば道。木しか目印のない乾いた道を進み、岩を登り、迷路みたいな村の屋根を越え家々を抜け、携帯が鳴るたび車を走らせて、上がったり下がったり忙しなく移動するだけで面白い。
山の上の小さな…
これもめちゃくちゃ良い映画
ホームワーク、桜桃の味、奇妙な順番でキアロスタミの作品を見続けているわけだけど通底して撮る側の倫理みたいなことを問い続けてる感じがした
あと、牛乳を搾り取ってもらう間に詩…
作品のあらすじと基本的な解説を事前に頭に入れる必要のある作品が苦手すぎる 映画の中で噛み砕いて欲しいし完結して欲しい この作品に限ったことじゃないけども!!!
ソフトバンクCMのキャメロン・ディ…
(C)1999 MK2 PRODUCTIONS-ABBAS KIAROSTAMI