アダプション=養子にする
ベルリン映画祭史上、初めて女性監督で最高賞を獲得した作品。6歳で孤児となったメーサーロシュ・マールタ監督自身の生い立ちを思わせるタイトル。今のところこの監督の作品は全部好…
闘魂注入!
中年女性のカタは既婚者と不倫中。子どもが欲しいが、愛人はもちろん拒否。
そんなある日、カタは寄宿学校で生活する少女アンナと出会い、ノリで彼女を養うことに。次第に2人は親子のような信頼を…
単刀直入というか無駄がないというか、遠慮や婉曲とは無縁な会話に、当時のハンガリーが透けて見えるようだった
たとえアンナが夢に破れても、カタの所に戻ればいい
きっと彼女は宣言通り、男には頼らず歩いて…
「私はあなたを愛していない
人生を壊されたから
…あなたの元娘より」
親子のようで友達のような距離感の2人
人間の関係性は夫婦や家族という形式上のカタチに囚われすぎなくてもいいんじゃない?と現代に…
第25回ベルリン国際映画祭金熊賞。
メーサーロシュ・マールタ監督作。
女性監督として初めてベルリン映画祭最高賞に輝いたハンガリー映画で、未亡人と若い娘の友愛を見つめます。
夫を亡くし、妻子持ちの…
初めてのメーサーロシュ・マールタ。
まず材木加工工場なのかな?粉塵まみれで働く女性たちの映像がすごい、圧倒される。防護するものはマスクさえなんにもない、肺に入って病気になりそうな過酷な労働環境。こう…
女性初の金熊賞に輝いた作品。明度のさほど高くないモノクロ映像はとても好み。
序盤で分かるのは、メーサーロッシュ監督がとにかく女性の顔と身体を丁寧に撮ろうとしていること。43歳の主人公女性の気苦労が感…
© National Film Institute Hungary - Film Archive