あまりにも静かで美しくて残酷で、この映画を観て抱く感想を語るのにふさわしい語彙が自分の中にない
いわゆる胸糞的なテーマを扱うのに際して、詩を通して世界を見つめる切り口の巧みさ
社会が抱える暴力性を静…
美しいものだけに触れて生きて行きたいと願う主人公のおばあさん。しかしながら、世の中は残酷で、、、。
おばあさんの哀しみや絶望、徒労感など、もうどうしようもなく辛い。
あのPTAのイケメンは、なかな…
「詩人的に人間は住む」
悲鳴を詩意で隠す。
死亡、衰老、離別と杏の成熟... 物事が終結する時に美と醜が混同している。
老年の健忘、中年の欠失、青年の犯罪。
家庭関係の不健全から韓国社会の不健…
このレビューはネタバレを含みます
詩を習う現実逃避おばさんの
理解しがたいストーリー。
息子の育児を放棄している娘とも
仲が良いと言ってしまう甘やかしっぷり。
遅くに息子友達が突然遊びに
来ても追い返すこともない。
自分の好きな…
イ・チャンドン監督作は『グリーンフィッシュ』以外観てきましたが、今作が一番観終わった直後に難しいと感じました。
事件の加害者の家族である主人公を軸に話が進みますが、主人公目線というより一歩引いたよ…
「詩」はどうやったら書けるのか。
日常の中に美しさを見つけること。でも何かを歪曲したり虚飾したり一見美麗なものを並べたてたり。そうして色々研磨して他者に提示する強度を得たり。うっかり誉められたり。
…
録画放置ブルーレイを整理していたら当時イ・チャンドン作品だとも認識せずに録っていたお宝を発見しての鑑賞
冒頭、川を若い女性の死体が流れてくる場面から既に(語弊はあるが)美しい
今回は遠くで働く娘…