「ピアノ・レッスン」しか観ていないから何とも言えませんが、ジェーン・カンピオンは、内面描写を抑えながらも、主人公が自分の生き様を掴んでいく感覚を表現するのがひたすらに上手いと思いました。
第一部は…
大学生の頃に食い入るように読んでいた川口敦子によるインタビュー集『映画の森』で紹介されていてずっと見たかった作品。24年越し。
ジェーン・カンピオンと言えば、の『ピアノ・レッスン』が初見でその後見…
素晴らしい、本当に素晴らしい。
共感というと烏滸がましいのかもしれないが、どうしてもそのような感情をもちながら鑑賞していた。
生きづらくていい、繊細でいい、孤独でもいい、私の心と頭の中で考えを巡…
「あの家の人と会っちゃいけません。」から無邪気な時代の終わりと世界との反りの合わなさの自覚が始まる。孤独を描くのが映画はやっぱり得意。158分で駆け抜ける人生。やっぱり人生は基本辛い。
知らない土地…
【第47回ヴェネツィア映画祭 審査員特別賞】
『ピアノ・レッスン』ジェーン・カンピオンの長編三作目。ニュージーランドの国民的作家ジャネット・フレイムの自叙伝を映画化した作品。ヴェネツィア映画祭コンペ…
大傑作だと思う。
『ヤンヤン 夏の想い出』などと並んで、生涯観続けたい作品に出会えて、本当に嬉しい。
なぜTSUTAYAにDVDになって置いていないのか、不思議でたまらない。
全編通して、割と断片…
ジャネット・フレイムの自伝をジェーン・カンピオンが映画化
誤診により精神病院に8年も入院させられ、理不尽な扱いを受けるも自らの道を切り開いたジャネットの半生を描く
内向的で不器用な一人の女性の人生に…
第47回ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞。
ジェーン・カンピオン監督作。
ニュージーランドの女性作家ジャネット・フレイムの半生を描いた伝記ドラマ。
理不尽な仕打ちと悲しみに支配された人生の中で、や…
ビデオ等で何度か見ていますが、必ずしも明るいばかりの話ではないのに、細部まで作り込また一つ一つのシーンに、いつも強く引き込まれてしまいます。
今回久しぶりに見直しましたが、構図のうつくしさ、セリフ…
毛量多くてクセッ毛で不細工な女の子がガラス細工の心で自分の道を探していく、共感せずにいられない映画です。森の中でひとり創作に向かうラストがほんとうに大好き。
ジャネットの目を通して見た世界が詩とな…