ジャネット・フレームの人生を描きながら、本作は異質であることとそのままであることの尊さをひたむきに伝えてくる。
彼女は他人から「奇妙だ」と思われ、社会から逸脱していると判断されながらも、その心には世…
ジェーン・カンピオンによる
作家ジャネット・フレイムの
自伝映画化作品
158分
ようやく観終わった…
一人の女性として
才能あふれる作家として
愛される娘として
全方位からのジャネットの魂を…
ジェーン・カンピオンの「ピアノ・レッスン」の前の作品。文学少女が、各書くことの才能に目覚め、机の上に現れる天使そ守護神に、作家として自立する。カンピオンにしか描けないであろう、力づよい作品。
シャン…
ニュージーランドに産まれた繊細さん。赤毛のアンみたく図太くいければ良いけど、そうはいかずに危うくロボトミーされそうになる大変な人生。
受難しつつも流れるように生きる女性を痛々しくも描かせたら上手いジ…
精神的、物理的にと壮絶なまわり道の158分。どんな状況下でもやるべき事をやり続ける大切さはこの歳になると良く分かる。若い時の苦労は買ってでもせよってレベルじゃないあらゆる障害で、『モジャ』から始まっ…
>>続きを読む1924.8生ジャネット・フレイム,双子妹生後2ヶ月死去,列車,学校.菓子配り,同級生ガム注意,チクられ,黒板前立たされ,父ブツ盗み白状,身体測定,野原.バスタブ,少女,ポピー,小屋,瓶叩き,本借り…
>>続きを読むニュージーランドの作家ジャネット・フレイムの自伝を映画化したもの。鬱になり精神科へ入院させられることで(誤診もあり)困難をきたされるのが本当につらい。
鮮やかな緑の丘とふわふわの赤毛の女の子。他人と…
国際女性デーに特集されていたので見た。若松英輔氏の詩が思い浮かんだ。誰もが内に詩人を宿しているという。
"私の中に詩人がいる。内なる詩人がいる。詩人は私が話す時に沈黙し、黙すると静かに語り始める。詩…
念願の鑑賞!内向的で周りから浮いていて、生きにくそうな少女が、色々なものに対して不器用なままで、学び、冒険し、恋をしながら、少しずつ自立し、自由を得ていく……やっぱり私たちのジェーンカンピオン!良か…
>>続きを読む2025年1つ目の映画はジェーン・カンピオン監督。
幼い子供の可愛らしくもどこか不穏な雰囲気が残されたシークエンスが繰り返される第1部。
思春期独特の不安定な心理や私はどこにいればいいのかという全…