東京暮色の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『東京暮色』に投稿された感想・評価

3.0
〖1950年代映画:人間ドラマ:松竹〗
1957年製作で、父を裏切って家出した母を求める娘の激情を描いた人間ドラマらしい⁉️

2025年824本目
とし
3.7

2023年1月10日
映画 #東京暮色 (1957年)鑑賞

暗い、映像も中身も暗い

麻雀のシーンで、軽妙に女性が妊娠したことをベラベラ話すシーンは気持ちが悪かった。悪趣味すぎ

両親揃った方がい…

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珍獣
5.0

ミヒャエル・ハネケの映画を見てる気分になった……。
暮色、まさに暮色。

見終えてからのあの衝撃というか、ズーンと来る感覚が忘れられない。
小津の中でも屈指の暗さじゃなかろうか。

電線や鉄塔、建物…

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驚きですねぇ映画ランキング第1位

銀行の監査役をしている男は、次女と共に都内で静かに暮らす。そんな中嫁いだ長女が子を連れて帰ってくる。一方、次女は年若い恋人の子を妊娠し、追い詰められるうちに母の秘…

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aco
4.5

銀行監査役の父、一人娘を連れて実家に戻ってきた長女、恋人の子供を身籠ってしまった次女、間男と出奔した母の姿を通じ、親子の断絶を描く。

陰鬱な映像と陽気な音楽による対位させた絶望的な世界観の中、母の…

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父と娘の苦悩。有馬稲子の話し方、表情のすべてにアキコの抱える哀しみが現れていて、これほど素晴らしい演技は他に類を見ないものだと思った。自分が男に言い放った台詞が、自分を捨てた母から返ってくる。これほ…

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-

有馬稲子綺麗
東京物語や晩秋とは違い、これからの閉塞的な社会を予測されている映画だった。

東京物語では『結婚』『安定』を求めたが、『東京暮色』では『妊娠』『『自殺』『寂しさ』が描かれている。
東京…

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小津安二郎が笠智衆、原節子と組んだ毎度おなじみの父娘もの。家族を捨てた母親役で山田五十鈴、原節子演じる長女孝子の妹明子役に有馬稲子を迎えて、映画全体にボリュームアップした感があるが、テーマは相も変ら…

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Meg
4.5
有馬稲子の
無表情でどこかずっと不機嫌さを纏った佇まいが魅力的。
劇中、一度も笑わなかったそう。

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