2.2時間あるけどいっぱい事件が起きるわけじゃない。明子が補導された時に、知らねえ声高男が下着泥棒で捕まってたり、山村聡さんに笠智衆がお前クラス会の幹事やれよ。って頼まれてたり、関係ない人によっては…
>>続きを読むありとあらゆる不幸と不運が詰め込まれている小津安二郎にしてはかなり暗くて重い作品でしたね。
軽快な劇判、腰巻泥棒のハイトーンボイス、ケン坊のオネエ口調などの違和感にも不穏さを感じてしまう。(ちょっ…
これは小津作品の中でもとりわけ暗い印象を残す一編だった。幼少期の母の出奔が娘に残した心の傷。それを抱えたままの曇り空の人生。自分から不幸に近付いていくように生きて傷を深めてしまう。自暴自棄からいつま…
>>続きを読む不幸なことが起こったり、明らかになっていくのにずっと淡々としている。そのせいか同情したり、共鳴したりもなく最後まで淡々と見てしまった。
本筋とは直接関係なさそうな人物のやり取り(麻雀下手なおじさん…
キツい。
とてもとても悲しい。
人と向き合うということは
自分と向き合うこと。
気を抜いて観るとヤバい。
余白のある描写、
言葉数少なく、奥ゆかしい表現。
かつての風景と不条理。
昭和な看板フォ…
松竹株式会社