改めて安二郎のおもしろさに開眼したばかりで、観るたび新しい発見にときめいている毎日ですが、これはまたびっくり。安二郎、こういう感じもありなのか👀
ずっと暗く不穏です。なにしろみんな笑わないし、何か…
今まで観た小津安二郎作品に比べると暗くて辛い話だった。
有馬稲子演じる次女明子の苦悩が胸に刺さり、観ていてずっと悲しかった。
原節子演じる姉孝子は優しく寄り添おうとしていて、いつもの原節子だなーと安…
このレビューはネタバレを含みます
あまりにも無惨で陰鬱な内容は、イタリアのネオリアリズモのよう。その演出は濱口竜介やデビッドフィンチャーみたいだ、と思わずにいられない(逆なんだけど)。内容があまりにも斬新すぎて当時まともに評価できな…
>>続きを読むあまりにも時代が早すぎた作品だったんだろう。徹底して女性の視点を描いており、共通する男性の「聞くことをしない」「独りよがり」「無責任」の姿。中華屋のシーンは結構凄い演出だと思う。小津ではあるが、どこ…
>>続きを読む暗くて不穏。
家族の日常を繊細な描写で、かつちょっと可笑し味を含んで描く小津の他作品とは一味違う。とことん暗くて、笑いどころなど一つもない憂鬱な作品。
両親が離婚し、男手1つで育てられた姉妹。そ…
暗い。小津映画はこれで5作目くらいですが、ダントツで暗い。そしてこれは野暮と思いつつ、やはり、長い。あと20分は短くしなければ。
とはいえ、同じ場所は執拗なほど同じ構図で撮られ、シークエンスとシー…
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