加藤泰美学炸裂で実に目が散る。
公害問題とかあまり意味をなしてないが、画を見せればそれで良いんだろう。
タイトルバックは任侠映画トップクラスの格好良さ。
河津清三郎と斬り合うクライマックス、髪の解け…
上州の風に
舞い散る緋牡丹の
華一輪…
命を賭けて民を
守らんとする男の
狭義に惚れたお竜の
正義の刃が光る…
「緋牡丹博徒 お命戴きます」
藤純子主演、東映任侠路線の緋牡丹博徒シリーズの第七…
★★★liked it
『緋牡丹博徒 お命戴きます』 加藤泰監督
Red Peony Gambler 7: Here to Kill You
7作目/全8作
富司純子 as 緋牡丹のお竜
&鶴田…
女侠客の生き様を描いた任侠ドラマ。
緋牡丹博徒シリーズ第7弾。
加藤泰が監督と脚本を務め、藤純子が主演、鶴田浩二、待田京介、河津清三郎、石山健二郎、内田朝雄、小松方正、若山富三郎、嵐寛寿郎らが共…
制作年度が71年だからなのか、とうとう、お竜さんは、公害問題で国家に喧嘩を売る。足尾鉱毒事件を下敷きにお竜さん大活躍。流石に同じような面々で手を替え品を替えするがさすがにマンネリ気味。でもラストのア…
>>続きを読む《署長さん》
〝本当ならこれ位になっている田圃の稲が枯れ始めたのはアレだよ。署長さん。あの色のついた製錬所の水だ。それから夜も昼も吐き出されるあの煙だよ。これじゃあ百姓は生きていかれねぇんですよ〟
…
シリーズ第7作。公害を扱った社会派色の出ている作品。明らかに足尾銅山の田中正造を意識したエピソードがあったり、悪玉の帝国軍人がいたり、鶴田浩二が見せ場なくあっさり死んだりと、変化球があれこれ投げられ…
>>続きを読む64年「喧嘩辰」ではキャピキャピした可愛らしい演技をしていた藤純子が、圧倒的なエレガンス、大人の女性の色気、渡世を渡り歩く任侠のカッコよさを持ってお竜を演じた緋牡丹博徒シリーズ第7弾。
軍用工場に…