日本の名作映画なんて辛気臭いだけだろ、とたかをくくっている人は、この映画を見ると、それ見たことか、という気持ちになれるのでおすすめです。
岸惠子がレイプされそうになるシーンでアヒルの群れがやってく…
絶妙に上下関係ありそうでない感じの家族、お姉ちゃんめっちゃ綺麗で弟思いで、家族思いで、終盤に出てくる看護師さんが一番綺麗
全員演技わざとなんだろうけど、大袈裟な感じが好み
岸恵子さんも江波杏子さん共…
不条理な家族における、姉。
父母が機能しない中で、弟の母の代わりに。
ラストシーン。
無意識のうちに日常へとまた回帰しようとする切なさ。
宮川のカメラワーク。
顔にかかる暗闇。
目線にフォーカス…
誰をも責められないやるせなさ。ラストシーンは皮肉ということでいいのだろうか?
映像が綺麗。何でもこの作品のために開発された技法で撮影されているとか。
個人的には弟が結核になるまでのほうが家族の物…
2022.6.1
自宅TVにて鑑賞
大正時代。寡黙な文豪の父とリウマチで寝たきりの義母のもと、結婚適齢期の主人公が全て世話を焼く弟は不良少年となってしまう。不良ぶりのエスカレート、縁談や求愛、クリ…
幸田文の珠玉の文章、そして切なく、激しい、悲しい姉弟愛の原作を読むと、小説との落差を感じてしまう。
おとうとの川口浩さんは適役でしたが、げん役は久我美子さんのほうが合っていたと思った。
原作通りの脚…
カメラマンの宮川一夫さんを追いかけての鑑賞。素晴らしすぎるカメラワークには満点以外つけようがありません。
大正時代、兄弟愛を描いた幸田文の自伝的小説を市川崑監督が映画化。リメイクも何度かされていま…