全然ヒステリックでもブルーでも無い。戦時下の街から両親とも離れ暮らす事になった少年、彼を受け入れたのは森の番をする独居老人、そんな二人の擬似親子関係。戦争真っ只中のイランでこれを撮れた事自体が奇跡に…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
森という舞台が非常に面白い。音がどこから聞こえてくるのか、あの音はいったい何の音なのか。こういった森といった舞台ならではの演出が非常に面白かった。チェーンソーだと老人が言っていた音も、家の周囲に立ち…
>>続きを読む時折挿入される回想シーンとかタルいとこもあったけど好きだった。
85分て短さゆえの省略。いらんとこバシバシ切られてて良かった。
妻に先立たれたシナ老人、戦争により家族と離れたモハマド少年ていう、残さ…
「スプリング 春へ」
冒頭、雪降る湖のショット。
現在イラン、イラク戦争の真っ最中。日本ではイライラ戦争と揶揄された時代。美しく静かな森の中で生活する少年と老人、軍隊に占拠、故郷を思い、孤…
10年くらい前、ショッピングモールの催事で買ったDVD。
「春になれば…春までがんばるんだ」
「春はいつ来るの?」
「春になれば村の人達も訪ねてくるし、森には花が沢山咲き乱れる。遠くの…
日本人には理解ができないほど何かと規制の多いイランで、しかも戦時中にこの作品を制作していたということが、まずすごい。反戦映画としては描かれていないけど、まさに反戦映画だと感じました。
現在は不明で…
回想入れすぎると安っぽくなるという教訓。
イラン・イラク戦争期に両親から離れ、森のおじさんの家に避難した男の子と孤独なおじさんのお話なのだが、回想で男の子が家族を思い出したり、おじさんが妻のことを…