非常に精巧に作られた話だった。社会派の人間ドラマ。
そして黄金町のシーンは、横浜に行くのが怖くなってやめてしまうくらいリアリティがあり、恐ろしかった。なぜならたくさんいる役者が全員、本物のヘロイン…
白黒映画ですが、一部ピンク色が効果的に使われています。
黒澤明の現代劇を初めて見たのですが、いやー、面白い。
誘拐犯人を警察が捜査によって追い込んでいくという話なのですが、
犯人が誘拐する子供を…
古新しい!善と悪、一言では言い難いホンモノの被害者とは誰なのか?悪徳とは誘拐した側なのか?それとも?現代でもポンジュノや是枝監督が好むテーマだ。ナショナルシューズ常務が被害者だが、そもそも自分の子供…
>>続きを読むまだ数本しか観れてないのですが
観た黒澤映画で一番好きだったりします。
時代は違えど今でも充分面白い。三船敏郎、仲代達矢、山崎努、それぞれ主役級の俳優の演じる熱量が画面から伝わってヒリヒリします。
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子供の誘拐事件を軸にしたサスペンス。
見応えあったー!
身代金を用意しなければ、秘書の息子は殺される。だが、身代金にこの小切手を使ったら、仕事も生活も全てを失う。究極の選択。
前半はそんな権藤家…
現代はもっと緻密なサスペンスも多いので話としては捻りはないのだが長尺にも関わらず飽きることなくとても面白く観れた。 これも演出と構成のうまさなんだろう。犯人が誰なのかを探し当てる映画ではないので、サ…
>>続きを読む見事なまでに、人間の本質を見抜いた視点で描く台詞や展開。
正に黒澤明作品。
嫉妬や絶望、そんな極限状態に陥った人間がどのような行動をするのかで、その人の器が顕著に表れるのをまざまざと感じさせられる…
巨匠黒澤明監督が、誘拐犯と捜査陣の息詰まる対決を描いた社会派サスペンス映画の金字塔、1963年の作品である。
脚本・台詞・所作・間等の全てが丁寧に作り込まれており、流石という他ない。
今から約60年…
黒澤明監督特集
16日は『天国と地獄』
13日〜16日まで4作品鑑賞しましたが1番面白かったのは今作でした。
富豪の権藤(三船敏郎)の息子を誘拐したと電話がある。慌てふためく権藤と妻の怜子(香川…
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