「午前十時の映画祭」にて初見。
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黒澤明、やぱスゲーと思わざる得ない。2時間半ですが、まったく飽きない推理サスペンス。 最高!
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伏線もありよく練られた脚本(特に会話劇中心の前半)。モノクロ…
ほぼ初めての黒澤明監督作品。
現代だと見せ場のシーンをガンガン出してくる。なんなら捜査がメイン。
長めの作品なのに中だるみがない。世界のKUROSAWAの力を見せつけられる。
現場を知らない上層部は…
★1993年に続き2回目の鑑賞★
前半の息子取り違えから身代金を用意する下りまでは、靴製造メーカーの権力争いを絡めながら見どころ十分。中盤の、身代金引き渡しから誘拐されていた子供の保護、警察の理…
自己破産の窮地の中で、他人の命のために自分の利益を捨てられるのか。ギリギリの葛藤と苦悩の果ての決断。腹を決めた三船と、冷静ながら熱のこもった捜査を陣頭指揮する仲代の重厚な組み合わせで、身代金をめぐる…
>>続きを読む天国と地獄
昭和30年代、経済成長によって富める人と貧しき者の格差が生じ、その羨望が恨みに変わり犯罪を生み出した。
映画に出てくる要素(身代金欲しさの誘拐、人質の解放過程、特急列車からの身代金の受…
黒澤後期を代表する現代劇の傑作。
人間心理をついた密室劇で展開する前半と警察の緻密な作戦会議と捜査を描いた後半と、2部構成になっている。
製靴会社ナショナルシューズ重役の1人権藤(三船敏郎)はし…
久々に黒澤明作品を鑑賞。
やっぱり作品世界に連れ込むのが上手い。もう集中しすぎて眉間に皺寄せながら観てました。
権藤の一貫した漢気が格好良すぎる。自身の生活が危うくなってもなお、誰かを責めることも…
録画視聴
NHK BS
ラストでは、あんな理由で子どもを誘拐するなんて、という複雑な気持ちになった。
黄金町の地獄絵図は、本当にここは日本なのかと驚くも、まだ新幹線がない時代、特急第二こだまは当時…
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