コロナで流れた死刑映画特集のラインナップにあって気になっていた、ナチスを逃れて亡命したフリッツ・ラング渡米1作目をみた
冒頭のメロドラマが始まったと思うぐらい愛おしいのに、群衆が暴徒化したあたりの…
暴徒化した民衆が善良な人間を復讐の鬼へと変貌させてしまう。証拠映像として鮮明に映し出される悍しい顔面のモンタージュ。火種を投げるババアの表情がヤバすぎる。中和剤的な犬の存在や床屋でのジョークとかコミ…
>>続きを読むMと同じく民衆による私刑の恐怖を描いてるが、主人公は無実の罪なので恐怖の質が変わってくる。
お祭り気分で暴行を扇動する群集心理は現在にも通じる恐ろしさ。
スペンサー・トレイシー、シルヴィア・シドニ…
市民が怒り、そこから主人公、ヒロイン、兄弟がそれぞれに怒る。
はあ〜疲れた😅
人間の嫌な、でもとても大切な部分がエグられる。
無実の罪だが、大衆は正義と評して彼を罰しようと動く。今の時代も変わら…
ひとりの犯罪者 vs. 民衆、というのは『M』と同じ。でも『激怒』が違うのは、血祭りに上げられるこの犯罪者の男が、まるっきり潔白だということである。フリッツ・ラング流『それでもボクはやってない』は、…
>>続きを読むラングと言えば復讐と群集心理である。
群集が拘置所を燃やすシーンの禍々しさと恐怖も良いけど、やはり後半が凄くて、そこまでエモーショナルに撮ってるわけでもないのにここまで主人公の『激怒』がフィルムに刻…
今年はフリッツ・ラング(1890から1976)監督の生誕130周年。それで手持ちのDVDなどを中心にまだ未投稿の作品を並行して📮していこうと思います。今作はラングが渡米しての第一作。
恋人と結婚す…