これは昔の映画で、映像面とか音楽とかは特段良いところは無いし、キャストも知らない人ばかりで演技もそんなに良くないんだけど、脚本がとにかくずば抜けてる。
脚本のパトリック・モディアノってノーベル文学…
「ルイ・マル監督の青春映画かな?」などと思って観始めたら、青春映画というよりも戦時中を描いた一風変わった映画だった…。
第二次世界大戦末期のフランスを舞台にしているのだが、ナチス支配下のフランスと…
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あまりに救いようがない。
独軍に支配されていた時代が題材のヨーロッパ映画では、老若男女問わず強い意志を持ってレジスタンスに身を投じる者が主人公として描かれがちだが、本作の主人公・ルシアンはそうではな…
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第二次世界大戦中、フランスの田舎に住む青年ルシアンはレジスタンスに参加を希望していた。しかし、若さゆえに参加を拒否されてしまったルシアンは、ナチ側に身を投げ込み、ゲシュタポの手先として地…
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実話とは。おぼこいおぼこい思っていたら17歳…仕方のない部分も多かったのですね。フランスちゃんはどんな気持ちで接していたのだろう、複雑でしょうね。ラスト辺りの自給自足生活のシーンだけは少し癒されまし…
>>続きを読むサントラCDは13曲まで入ってるけど、劇中では6曲目までしか使われないみたい。
minor swing
manoir de mes reves
nuages
douce ambiance
fleur…
仏頂面に反して、17歳という年齢設定よりも子供じみて見える。
オーロール・クレマンの父が「君を嫌いになれない」というのは、主人公が悪い人間でないというより、子供過ぎて憎悪の段階にすらないという意味に…
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2回目の鑑賞。
レジスタンスに入る信条も、対独協力する強い意志も持っていなかった。ただ、何か意義のあることをやりたかった普通の青年が、時代の波に飲み込まれていく話。
特別な才能もないし、教養も持って…