ブニュエルと言ったらブルジョアとか貴族ドラマのイメージがあるから新鮮だった。序盤はまあまあだったけど、船に乗って逃亡してからはブニュエルらしい面白さ。極限状態に陥った人間の本性と神の不在。
密林での…
冒頭のカスタンの純粋で素朴な目から、ラストの方の鬼畜な精神状態が秀逸。人間はいざとなったらやはり金なのか、と考えさせられた。何かの漫画で、原始時代なら彼を選ぶけど、今は原始時代では無いのでイケメン…
>>続きを読むひょんなことから村から追われて密林に逃げ込むこととなった男女のサバイバル脱出劇、サバイバルを通してみえる人間性が実に忠実に描かれていてパピヨンをマイルドにしたような実にみやすい作品だった。なんでこん…
>>続きを読むルイス・ブニュエル監督作によるサバイバル劇。
南米のある町ダイアモンドの発掘をしている鉱夫たちはある日急に鉱山を軍に奪われる。
鉱夫たちは軍に対して反乱を行う。そこへ、町にやってきた流れ者クラーク…
南米のジャングルを舞台にしたサバイバルを描いた作品。農民たちの暴動から始まるので、軍や政府に対する風刺映画かと思いきや、ジャングルに逃げ込んだ人々を通して人間そのものを風刺するような作品でした。
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炭鉱夫たちの武装蜂起が主題かと思いきや、むしろ反動的な奴らが追われて自滅することになるのが面白い。全員が大なり小なり邪悪なのに、なぜかメロドラマが始まってしまうところも面白い。
ところで「起源的世界…
Mort en ce jardin : © 1956 Les Grands Films Classiques – STUDIOCANAL