市井の人々たちの善意や人情で優しく包み込まれた世界。見て見ぬフリをするという優しさ、知らぬフリをするという心意気が奇跡を起こす。それは現代のメルヘンであり、日常に寄り添ったファンタジーに見える。
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これはすごい!とんでもない映画!!
とはならなかった。
でも、カットの使い方やトラヴェリングが絶妙で特に、カレー行きのバスに乗り込む足だけを切り取ったショット。
あそこでわざわざそのショットを挟み込…
【こういう映画って・・・】
日本流に言うなら、「ゆるい映画」ってことになるでしょうね。リアリズムじゃなくて、雰囲気で見せる作品なので。
日本人が他民族に比して特に雰囲気重視で映画を見るのかどうか…
市井の人々を見つめること。何かをじっと見つめる無表情の中に彼らの悲喜を見つけること。社会の問題あるけれど、そのものよりも目の前の人生をいとおしく、ユーモアをもって暮らすこと。妻を病院に連れていくシー…
>>続きを読む海の底街の隅船の箱ぱち
(ぱち→あの子の目を表現してみました→つぶらな瞳→良い映画っぽさは前面に出ていましたがファンタジーすぎてちょいと苦手でした→妻の方はファンタジー通り越してロボでした→もしか…
フランスの港町で愛犬とつつましやかに暮らす夫婦。靴みがきを生業とする夫は、アフリカからの不法移民の少年と出会い、彼をかくまうことにする。アキ・カウリスマキ監督のヒューマンドラマ作。老夫婦の優しさ、周…
>>続きを読む『ル・アーヴルの靴みがき』鑑賞。庶民の暮らしに加え難民問題を取り入れる。ポスターのような色彩、無表情で抑揚のない会話といつもと同じでおとぎ話風。ラストは驚きだが、巨匠だけに許される世界がそこにある。…
>>続きを読む初のアキ・カウリスマキ監督作品でした。
古い映画の雰囲気をそのまま再現しようとしたような感覚で、驚いた。
レニー・クラヴィッツとかブラック・クロウズみたいに懐古主義なの
だろうか。
セリフが少な…
誰かのレビューを読み、なんか面白そう!と思い鑑賞。
うーむ。
つまらなくはないが、非常に淡々と物語は進む。
劇的な展開は何もない。
ラストの奇跡が劇的といえばそうなのだが。
人を想う優しい気持…
(c)Sputnik Oy