このレビューはネタバレを含みます
相変わらず見心地の良さが半端じゃない。
珍しくフィンランドを飛び出しフランスが舞台。
ル・アーヴルっていうのがなんか絶妙だなと感じる。
フランスのど真ん中だと派手すぎる(とはいえパリでのカウリスマ…
「ラヴィ・ド・ポエーム」(1992年)以来2本目となるアキ・カウリスマキのフランス語映画。「難民3部作」の2作目。ジャケ写も気になり、ずっと観たかった。配信がないので久しぶりにレンタルして鑑賞。「ラ…
>>続きを読むアキ・カウリスマキ監督、5年ぶりの最新作。
フランスの港町ル・アーヴルが舞台。
靴みがきで生計を立てる主人公と病気の妻、移民の少年の物語。
カウリスマキ監督の作品としては珍しく、
いくつものエピソ…
これはアキ・カウリスマキ作品の中でも好き。登場人物が善良な人ばかりで後味が良い。犬のライカが大活躍で名前もクレジットされてた。初代ライカのやしゃごらしいw
靴磨きのおじさん役アンドレ・ウィルムスは…
奥さんの白々しさが絶妙ですっごいチャーミング
イドリッサの眼力
ライカの愛おしさ
上手く出来すぎてる、ってコメント散見されてるけどそういうシニカルな笑いでは?テンポ感もテンションもドンピシャ
1…
お馴染みの作風、街の人の暮らし。いくらか過去作に比べ、ご都合主義的なストーリーではあるがそれもまた一興。
ある少年との出会いが街の人たちを少しずつ変えてゆく。善意を持つ主人公と、その善意に寄り添うよ…
話ができすぎているのかもしれないけれど、
僕にとって、この話はできすぎていなくては駄目で、
明日も頑張ろうと思えることだけで
この映画が素晴らしいと言える。
何より、この映画の素晴らしいところは、…
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「治ったわ」
これはもうコメディ過ぎて笑えるんだけど、こういうところも含めて、相変わらずカウリスマキの優しさに溢れまくってる作品なんだよ。
マルセルの優しさが小さく連鎖して、誰かを仲直りさせたり…
理想形の世界。ガチの理想なら難民が存在しないか。カウリスマキらしいユーモアと労働者階級の質素さは健在。優しさとか情を中心に生きてる人たちの話。俺が過去に観た二作品とは違って悲観的な要素はほぼ無いよう…
>>続きを読む(c)Sputnik Oy