金環蝕に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『金環蝕』に投稿された感想・評価

SNOW
3.0

1960年代に露見した九頭竜川ダム汚職事件をベースにした石川達三の同名小説が原作で、タイトルの通り腐敗し切った政財界の暗部を暴露する内容となっている。多分に戯画化されているとは思うのだが、悪代官に次…

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まわりは金色の栄光に輝いて見えるが
中の方は真黒に腐っている

大統領は国民投票で決まるが、この国の総理は派閥で決まる。これが腐らない訳が無いと思うのは少数派か。

本当の事を言えば苦笑いとなる

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3.0

昭和39年5月12日、第14回民政党大会で、現総裁の寺田政臣は、同党最大の派閥酒井和明を破り、総裁に就任。寺田は17億、酒井は20億を使った。数日後、星野官房長官の秘書、西尾が、金融王といわれる石原…

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今から40年前の作品です。
黒澤映画出演者も数名出ています。
宇野重吉の老獪な演技が印象に残った。
調べてみたら、もうずいぶん前に亡くなっていましたが、寺尾聰の父親だと知って驚きました。
髪が真っ黒…

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wkhrA
3.0
1975年の作品。伊丹映画と出演者が数人被っているのは偶然か。宇野重吉と仲代達矢の確執が秀逸。権力を敵に回したり、権力のバランスが崩れたりすると、表でも裏でも色々あると教えてくれる政治汚職映画。
3.0

昭和39年。与党・民生党の総裁選が行われ、現職総理大臣・寺田と大派閥領袖・酒井が争った。実弾が飛び交い、何とか寺田が勝利を収めたが、そこで活躍したのは寺田派の若手・星野代議士。彼は総裁選後の内閣改造…

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政界、財界内幕もの・・・どいつもこいつも“腐りきって”
1975年の古い作品でした・・・がぁ、ん? これって今(2022年)も“まんま”じゃないスか

さすがに途中休憩入れて見ました。
後半が面白かったなー。
宇野重吉さん演じるフィクサー的おじいさんを応援し始めてる自分に少々驚きつつ仲代さんの冷たい目にクラクラしっぱなしでした。
政治って取っ付きに…

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こんな感じの仲代達矢を初めて観た時はびっくり!宇野重吉と料亭での対決、ぐるり回るカメラワーク。あのシーンだけでお腹いっぱいになってしまうなあ…
3.0

‪ ‪ ‪「 金環蝕」‬
‪本作は石川達三の長編小説を山本薩夫監督が映画化した九頭竜ダム落札の汚職事件を描いた政治映画の秀作で155分と長く難しい言葉が飛び交う分、前情報を得て鑑賞するのを勧める。主…

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