金環蝕に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『金環蝕』に投稿された感想・評価

3.5
UーNEXT
劇場(コヤ)に良い映画(シャシン)がかかってないから、配信で観ることが増えた。
そういうわけで、山本薩夫を観る。こういう骨太な社会派大作は好物なのだ。
宇野重吉の怪演がお見事です。
tt
3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かったのに演者の声がボソボソとはっきり話さずこもっていたり、音質の悪さもあってイライラした。
政界の腐敗を内外から描いた小説の映像化。
大金が欲しい、権力を失いたくない、保身のため、正義、悪人暴…

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今現在ではもうこういう類の映画は製作しづらいのだろうなと思う内容。
それは総裁の座と政界の暗部を描いているため。

ダム建設の入金を巡る駆け引きと、病で倒れた総裁の後釜を狙う後進の政治家たち。

よ…

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こういう日本のドロドロした政治経済映画好き。
現実と微妙にシンクロしていて、あの役は誰だと思いながら鑑賞。
どの役者も素晴らしいけど宇野重吉が圧巻の存在感でした。
妙な淡々さが逆に怖かった。
ドロドロ人間ドラマを期待したが、違いました。

タバコ、女、酒、ポマード、ダブルのスーツ
昭和のかっこいい男がたくさん見れる映画。
覇気をビンビンに纏った男たちがバチバチにやり合う様は本当にカッコ良い。

陰で暗躍する石原が一番カッコ良い。
神谷…

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3.9
2023年の再見7本目。 初見から9年。 今回はしみじみと昭和の政治を堪能して故人の多い俳優陣を、おお、おお、と懐かしみました。 「昭和は遠くなりにけり」ですわ。

石川達三の長編小説を原作にした、九頭竜川ダム汚職事件をモデルに、保守政党の総裁選挙に端を発した汚職事件を描く社会派作品。
タイトルの意味は、「外側はきらびやかに見えるが、中身は真っ黒に腐っている」と…

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3.6

 1975年。おもしろかった。ダム建設に絡む汚職に手をかける政治家、電力会社、建設会社、そして彼らに揺さぶりをかけるフィクサー的人物を描く、腐れて爛れて膿みまくりのきったねぇ群像絵巻。石川達三の原作…

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hmsuga
3.6
50年前の作品だが、昔も今も政界は全く変わっていないという実感。
子供の頃よく観た昭和の俳優陣に皆さんが良かった。特に宇野さんの演ずるこの役のいやらしさは彼にしない演じられない名演技。

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