片岡千恵蔵の子供ら(植木基晴、植木千恵)を見守る暖かい眼差しと、主人や同僚の源太を想う権八の人柄が溢れ出る不恰好な泥だらけの立ち回りシーンが美しい。
ショット:
激しい雨。
泥道を行く人の足元と…
このレビューはネタバレを含みます
なんとも味わい深い一作。
槍持ちという、職業紹介映画でもあり、各キャラクターの心情にスポットが当たっていて色んな立場の人たちに感情移入できる。街並みや、祭りといい雰囲気も抜群です。
大名たちの、不…
一本道の街道(東海道?)を舞台にしたということで、避けようにも避けきれない人間関係の交差があって面白かったです。ラストに至るまで少々淡白な映画ですが、妖刀物語のように、気が弱く優しそうな片岡千恵蔵が…
>>続きを読むゆるーく続いていたはずの人情噺に訪れる突然の惨殺。
小十郎の人の良さと酒癖の悪さを見せて、観客に意識を植え付けることで訪れるラストの緊張感。
そこまで悪いかと言われるとヤンキーくらいの感じの侍に対…
このレビューはネタバレを含みます
ラストめちゃくちゃびっくり
武士の型に合わない主人はあっさり斬られて、仇討ちした武士は、下郎だからと無罪放免、武士の鑑と言われても何も残らず、、、侍になるんだ!って言ってた子供が大泣きしたまま終わる…