洗練されたモダン建築とそれに振り回される人といった様を淡々と映す、ショートコントの詰め合わせみたいな作品。
非常に画作りのセンスがあり、風刺の対象である無機質なモダン建築が魅力ある装置として機能し…
え、これ全部セットってこと?やば
タチのどこに焦点当てて見ればいいかわからない有象無象を淡々と見せられる感じ不思議だよな〜どこ見てても物語についていけなくなることはないから私みたいにストーリー追っ…
「僕の伯父さん」同様にこれといったストーリーも重要なセリフなどもなく、パントマイムやモノボケが中心であるがとても面白い
タチ監督は制作費約1093億円かけてパリに巨大モダン建築セットを建てたらしい…
ジャック・タチ監督がこれを撮り終えた後に破産するほど贅の極みを尽くした人工のプレイタイム!
画面の隅々まで一部の隙もなく構築されていて、映画が大画面であることの積極的意義を考えさせてくれる。映像は…
リズミカルにペンを出したり、鼻を噛む紳士の男性。
花屋さんをカメラで撮ろうとするが、邪魔する通行人。
ガラスの扉が粉砕され、ドアノブだけ持つドアマン。
椅子を逆さまにしてバーに立たされる客。
大…
このレビューはネタバレを含みます
ジャックタチはこれを2時間も...!初めから最後まで気を抜かず拘り放題なタチ。やりたいことが尽きないタチ。レストランステージにて、金管楽器を吹き鳴らした瞬間の「やっぱりジャズは自由の象徴」という気持…
>>続きを読む話しかけたい人に全然話しかけられないあの姿は、夢のなかでうまく動けないようで疲れちゃった。そのほかも悪い夢みたいな様子が続くのになんとなくノレなかった。街そのものを作り出しちゃうとんでもエネルギーに…
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