濱口竜介が好きな外国語映画5選に選んでる本作。
お互いの嘘、90分ほどでまとまっていて見やすい。
半分ロケの半分セットとのこと。大きい画面で見ると船のシーンはどこも迫力がすごい。水が生きているかのよ…
永く、曳舟というタイトルには惹かれていたが、
なかなか見るチャンスがなかった作品をついに。
これは傑作、ふたりの女性を失い、仕事に戻ってゆくジャン・ギャバンに聖書の言葉が沁みる。
グレミヨン5本目だ…
聖書の言葉が傑作感を煽る。結婚式で急に土砂降り。特撮で荒れる海に翻弄される船。家で不安に駆られてベッドにうつぶす嫁と新婚嫁を映すカメラがどんどん引いて窓を突き抜け外に出てもなお2人を映す。酒場で愚痴…
>>続きを読む凄い良かったが、なんかこう、いま映画みたいな総合芸術は成り立ちの因果でいろいろ詰め込むことができすぎて、現代ではもう終わりのところまで来てる感じがする(文学や音楽は構造上踏みとどまれている)。そうな…
>>続きを読む久々に見たが、ほとんど覚えてなかった。
嵐のシーンは当然ミニチュアだろうが、揺れる船内なんかド派手で、こうした凝り性を見るにやはりグレミヨンは信頼に足る。浜辺のシーンはロケ撮だろうか、やたらと雰囲気…
冒頭が結婚式で、船乗りとの結婚という時点で不幸が襲ってくるのは目に見えているんだけど、想像と違った。どんどん思いがけない展開になっていって、半分くらいまでは沈没しかけた船を引き上げようとし、でもその…
>>続きを読む遭難船を助けるシーンで、荒れた風と海の音に合わせて低い男の呻き声のようなものも聞こえたのは気のせいか。ラストの妻が病死するシーンでも、フレーム外からこの呻き声が聞こえる。意図的にやっている気もする。…
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