このレビューはネタバレを含みます
ベルイマン勉強中だけど、こんな映画も撮ってたんだ。俗世から切り離されていた夫婦が戦争に巻き込まれて崩壊していく話だけれど……気弱な夫が最後は人殺しも厭わないようになるのが恐ろしい。
恥というタイトル…
恥(1968) 何とも言えない後味。面白いとか気軽に言えないけど傑作だし、今まで観たベルイマン監督作のリブ・ウルマン主演のヤツで1番良い。ベルイマン監督作のイメージが変わった。相変わらず美しいフォー…
>>続きを読む中盤のシークエンスまではベルイマンにしては随分直接的な表現が多いなと思ってたいのだが食卓のシークエンスからは好みに。
漂うだけで決定権を持ち合わせない妻、人格が壊れて再生成されていく夫。
途中の芸…
この映画の音響はほとんどが戦争に関するものであるが、その中に挟まるオルゴール、バイオリン、ラジオからの音楽、動物の鳴き声と波音がよく映える
戦争の愚かさをこれほど残酷に描いている作品はないが、その…