高田馬場・ACTミニシアターで鑑賞。
三国連太郎の犬飼多吉(あるいは樽見京一郎)、左幸子の杉戸八重、伴淳三郎の弓坂刑事、この3人を中心に物語が成立している。
この3本柱は骨太であり、青函連絡船での…
以前DVDで。長い映画だがあっという間に観れてしまう推理ミステリーもの。北海道から本州にかけて。とにかく主役の犯人役三国連太郎が凄い。それを追う函館の刑事伴淳三郎も良い。健さんは主役でないが途中から…
>>続きを読むいや 良かった。期待していた以上に。
ちょっと長すぎるカットがあった気もするけれど。
身勝手な様でそうでもない様で。
確かに決め手が無い分 面白みがあったのかも。
ラスト、上手い!と思いました。(ち…
樽見の次の展開が見えていた。 役者達の心の動き 気迫が映画で見えた。 でも当時に生きていない私には 本当のその当時の苦しさ 心がわからない。わかったふりする軽い評価をいつも書いているけど いつかは…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
青函連絡船沈没事故と放火強盗殺人。
フェリーに乗っていた人数より2人多い死体。
意外な事から事件が約10年後に動き出す。
10年間大事にとっておいた爪を時々出しては顔に這わせ ウットリしている…
”内地”と呼ばれていた日本列島の本土。
それは戦前の法律用語であったが
沖縄と北海道では日常言葉としても用いられていた。
それは戦後、本土から取り残された精神的な困窮から来る”情念”の言葉でもあった…
監督がその俳優を被写体として信じ切る、という事
内田吐夢
「飢餓海峡」「宮本武蔵」
私たちの瞳は、スクリーンの俳優たちのどんな瞬間に釘付けになるのか。
それは彼らが名演技を披露している時では決…
いやー、衝撃のラストだった。。。。
あっ、という声を上げる間もなく。。。
ストーリー全体が重くて、苦しくて
でも、あの時代を考えると、程度の差こそあれ
全員が生きるために行った緊急避難的なものだと…
貧困に苦しむ女の人が、普通にお金を稼ぐためならそういうところを頼るしか方法がない。そんな世の中で生きる希望を見いだしてくれた人に一目会いたいだけだったのにちょっとした警戒心と馬鹿力が悲劇を呼んでしま…
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