優雅な婿殿の言葉、仕草に、
あと心の余裕に、、、。
羨ましい😊。
ショタール商会の理事長的な親父。
傲慢たが、コロコロと態度を変え、
その時々に一番良さげな姿勢をとるところとか、すごく人間臭い🤧。…
嫌いな娘婿の文学賞受賞で態度が豹変する義父を軸に、成功と移り気な世間とをユーモアと皮肉で包んだ初期ルノワールの佳作。斬新な幻覚シーン、立場が入れ替わるラスト、芸術家への絶対的な信頼など、安定の嫋やか…
>>続きを読む室内系(つまり演劇的)ルノワールでした。店主であるショタールを俗物と切り捨てることなく、地に足着いた物語、つまり室内に留まる理由はそこにある。どこまでも常識人を逆撫でしてくる詩人は列車には乗れず街か…
>>続きを読むバランスが大事。
一代で財を成した卸問屋のショタール。彼の娘の恋人は売れない詩人。ショタールは二人の結婚に猛反対。しかし詩人が文学賞を受賞すると態度は一変。ショタールは芸術を称揚するように……な話…
殊に文化・芸術を持ち上げる訳でもなく、それぞれの人がそれぞれの仕事をしっかりと為すべきだと至極当然のメッセージ、にしてもショタール爺さんの変わり身の早さこそ芸術的でもあるが…。書きたい時に書く、必要…
>>続きを読むタバコの煙が綺麗!冒頭カメラがぐーッと動くのアガる(さいごも!)。あと婿が家を出るシーンで家を外からスーッと横移動で行って/戻ってってショット。人物の動きがお話と密接していて素敵。ああいうのスタッフ…
>>続きを読む「ショタール商会」
本作は1932年にジャンルノワールがフランスで監督した作品で、この度DVDボックスの中に収録されていたのを初見したが面白い。ルノワール作品に一貫して流れている、ありのままの人間…
ルノワールの表現とは人生と切り放した絵空事の多幸感ではなく、もっとシニカルでありふれた生活と地続きにある犠牲を伴ったうえで得る自由。ちなみに解説によれば興行も失敗し、ルノワール自伝からも外されている…
>>続きを読む相米慎二みたいなショットがたくさんある。室内なのに!作家ワナビの妄想が叶ったみたいな話に単に陥らず、フィックス長回し幻想で描かれる成功を掴んでからの苦悩がやけにリアリティがあった。
最高の横移動。室…