ロバート・アルトマンの初期傑作。
ロンドンの自宅で執筆中の作家キャスリン(スザンナ・ヨーク)は混線したような不可解な女性の電話を受ける。出かけている夫ヒュー(ルネ・オーベルジョノワ)は若い女と一緒だ…
スザンナヨークの髪の毛の色、洋服、インテリア、ダークグレイの車…すべてが素敵だし、非現実的なあのイギリスの田舎のロケーションに痺れる。スザンナヨークの役名はキャサリン、キャサリンハリントンの役名はス…
>>続きを読む絵本作家であるヨークが一人語りをする内にどんどん狂気に飲まれていく。グリーン・コーヴ(アイルランドのウィックロー山地)にある別荘で統合失調症の療養生活。飛行機事故で3年前に死んだルネ(幻)と娘の親権…
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幻覚症状に悩まされ、次第に正気を失っていく女性の姿を描く。
夫が浮気しているという謎の電話を受けた人妻のキャスリンは、そのときから自分の昔の恋人の幻覚を見始める。心配した夫と二人で田舎へ静養にい…
主人公キャスリンの信頼性が低く、先の展開が全く予測できない緊張感が終始あり、彼女が抱く自身がみているものへの不信感をそのまま体験しているような気持ちになりました。また、古のJホラーのヒュードロドロ.…
>>続きを読む夫が、と思ったら過去の亡霊が出現、この見てる側もこの男こんな顔だっけ?と混乱してるうちに、生身の現在の不倫相手まで出てきてしまい爆笑w 欲求不満に悶えながら亡霊とも愛し合ってしまおうとする女のある種…
>>続きを読む1人の女性の頭に起こる真の狂気を描いている。
キャサリンの幻視と崩壊を通して、自己との分裂や罪悪感、逃避、性的欲求などさまざまなテーマを見せていく。
主要キャストの名前を入れ替えて役名にしている…
夫の浮気を告げる電話がかかってきたキャサリンは、精神が参ってしまい、昔住んでた田舎に移り住むが、死んだかつての恋人の亡霊が出てきて・・というファンタジーチックな映画。キャサリンは今でいう統合失調症で…
>>続きを読む内面からのアクセス拒否!
これは傑作!!欲望を抑えられない奥様が新旧不倫相手の幻影に悩まされる『反撥』的なサイコホラー。「私は夫だけを愛すると決めたんだ!」とか言いながら、不倫相手に襲われたら襲わ…
数年前VHSで見ました。
アルトマンの70年代の作品としては、サイコ・サスペンスなのにカルト色が強くなく、見やすい。
ただし、アルトマンにしては珍しく全くアメリカ映画らしいところがなく、室内デザ…