天空のからだに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『天空のからだ』に投稿された感想・評価

カツマ

カツマの感想・評価

4.0

晴れることのない疑念。それは思春期の繊細さの前で立ち尽くすように吐息する。固定概念化する信仰、信じることの意味。これは『信仰』をベースにして、少女が彷徨い続けたトンネルの中を可視化したかのような物語…

>>続きを読む
富井

富井の感想・評価

-

複雑で不純な大人や教会に対する不信感を抱く少女マルタ
しかし純粋無垢な子どものままではいたくない、という矛盾

この映画の人間関係や全体像が集約されたオープニングが秀逸!
世界が一気に広がるラストも…

>>続きを読む
山

山の感想・評価

4.0
不信徒としての聖体拝受。地/血に触れ、生/性に触れ、海へ向かう事。姉の描写が素敵。不埒な意図が無いと分かってても、神父と二人きりなの気が気でない。

イタリア映画祭にて。

アリーチェ・ロルヴァケルの監督デビュー作だそうで。

13歳の少女が見た宗教と信仰の不思議と不条理。

これ見てると宗教や信仰が自己顕示欲や自己満足のために利用されているよう…

>>続きを読む
absslg

absslgの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

イタリア映画祭の配信で。21世紀の少女の成長譚に裸の描写とか初潮とか子猫が殺される場面とかほんとに必要なのか?非常に疑問。印象的な画はたくさんあったが。
mi

miの感想・評価

3.7

Aロルヴァケル版「大人は判ってくれない」。
子どもの目線で描き切る教会の大人たちの滑稽さには一種の批判が含まれてるように感じられる。
宗教とか教会とかだと荘厳な音楽かかりがちだけど、めちゃくちゃ安っ…

>>続きを読む
菩薩

菩薩の感想・評価

3.8

早く大人になりたいガールが経験する通過儀礼の先の奇跡とはたかだかあの様なものであり、もはや現代においての宗教は支配と服従の為の口実に過ぎないなんて言う強烈なメッセージを感じるが、そもそも宗教なんても…

>>続きを読む

アリーチェ・ロルヴァケルのデビュー作。

背伸びをしたり、かまってちゃんになってみたり、大人と子供の狭間でもがくJCの精神的受難。
神への不従順や堕落が死へと直結してゆく因果よりも、もはや信仰を放…

>>続きを読む
好奇心はきっと彼女の中で平等で
見えない者にすがる人々も
性への目覚めも
母親への愛情も
みたいものはみたい
ほしいものはほしい
オカシイものはオカシイでしょ?
chi

chiの感想・評価

-

子供の視点で進むストーリーには理解できない大人とか正しきこととして教えこまれるものへの疑問に気付かされる。淡々とはしてるけどその中でキャラクターの表情がたくさんズームアップされてて印象的。終始あれだ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事