コックファイターとその名の通り、雄鶏同士を戦わせる闘鶏(とうけい)映画。
まず目の付け所が新鮮で良い。そしてなにより、雄鶏の戦うシーンが驚くほどにカッコ良い。別作品だが『シティ・オブ・ゴッド (2…
闘鶏映画という他に類を見ない設定で,かつ多層な側面を見せる佳作.何とも地味ながら渋いスポ根映画的汗と涙の熱血にも見え,一方COCKという名の関する通り鶏はもとより,生々しい暴力(特にその強い発露は初…
>>続きを読む大学1年のときに見て以来の再見。これまた本当に渋すぎる。無口なウォーレン・オーツと小煩いローリー・バードの車内シーンからモンテ・ヘルマンの画面に差し込む光線の処理に感動する。この孤独を照らすつけてく…
>>続きを読む先日亡くなられたモンテヘルマンの代表作の一つである闘鶏をテーマにした異色作。
安定した安さで必ず黒字を出すニューワールドピクチャーズ作品の中で唯一赤字になった映画、
それがこのコックファイターだ。
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呑気でええ。ロリー・バードが助手席、カメラが後部座席にいると『断絶』の続編みたいな軽い目眩が。世界的にも珍しい闘鶏映画。当時のアメリカでさえ動物愛護団体から妨害を受けるアングラなギャンブル競技なワケ…
>>続きを読む借金のカタにハリーディーンに押しつけられるローリーバード、住んでる家そのまま持ってかれるミリーパーキンス夫婦、バスタブに棄てられた鶏の死骸のなかに隠された大金、気に入らない鷄は斧で斬首、いろいろ酷い…
>>続きを読むR.コーマンがユニークなテーマで勝負した貴重な1本をニュープリントで鑑賞。そもそも闘鶏を扱った話は極めて少ない。人間ドラマを中心に据えながらも、意外と知られていない、鳥類の歯止めの効かぬ攻撃的本能…
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