にっぽん泥棒物語に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『にっぽん泥棒物語』に投稿された感想・評価

社会派山本薩夫の傑作。社会的なテーマをきっちりエンタメ作品にしているのはさすが。松本清張の本にもよく出てくるが、戦後のドサクサ期、過去を消して生きる人はたくさんいたようですね。
出演者も市原悦子、伊…

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日下勉

日下勉の感想・評価

4.0

戦後最大の冤罪、松川事件が背景にあり(映画では杉山事件)事実裁判シーンでの証言に至るエピソードは、山本薩夫らしい社会派エンタメの盛り上りを見せて面白い。
ただ、そんな社会派的要素より、三國連太郎演じ…

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我路

我路の感想・評価

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1984年 2月 4日 大洋シネサロン
併映:白い巨塔

監督追悼の「山本薩夫セレクトフェア」
1984年2月4日〜17日
pier

pierの感想・評価

4.0

歯科医を装った前科四犯の破蔵師、三國連太郎。
失敗した仕事の帰りに怪しげな9人の男を目撃するが、その後脱線事故が発生した事を知る。
戦後最大の冤罪事件の一つとされる松川事件を扱った作品。
激しい訛り…

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過去鑑賞記録

訛りが酷すぎて、内容がまったく入ってこなかった。
しかし、ラストの裁判所のシーンは、面白かった。
いやぁ楽しい。終りもスッキリ。
三國連太郎のすーさんの原点ここにあり!
(鑑賞中に緑魔子さんが分からなかったのは内緒ですw)
otomisan

otomisanの感想・評価

3.9

 名盗伝、大盗伝ではない。三分の理を説くのでもない。それどころか三国窃盗団4犯に跨る興亡の伸るか反るかな歳月、昭和30年、4犯目のお勤めを切り上げて死に目にも会えなかったおっ母さんに墓前で詫びるまで…

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080き080

080き080の感想・評価

3.5
実際の冤罪事件が元ネタ。物語の流れが面白い。

方言が聞き取れなすぎて、ほんとに何言ってるのかわからなくて。しばらくの間、どうして良いかわからないという時間があった。
序盤はよくある泥棒コメディかと思ったが、中盤からは社会派ドラマの様相。
ラストの法廷シーンの風刺の効いた笑いが素晴らしい。

松川事件はよく知らなかったので、興味をそそられて調べてしまった。

タイトルは聞いた事はあったが今回が全くの初見で、監督の山本薩夫と云えばバリバリの左翼系映画の人と云うイメージがあったので、それが泥棒を主役にした作品をどう撮ったのか、見始めたら…。

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