No.389[単なる洗脳ではなく"ドライクリーニング"という表現に大爆笑] 50点
感情先行で不安を煽るために作られた反共赤狩り系映画と思いきや謎の悲しい展開で論点がボヤケているフランケイハイマー…
ソリティア
朝鮮戦争の最中、中共軍の捕虜となったマーコ大尉の小隊はのちに釈放され本国へ帰還
その後、マーコは不可解な夢を見るようになっていた
やがてマーコの部下だったショーの家族が何者かに殺される…
序盤撮り方や編集もそんな凝ってないし展開も全然意味わからなくて正直つまらないと思ったけど、主役のローレンス・ハーヴェイが戦友を突然平然と殺す様子には仰天とさせられた。
あとテレビに別の角度からの映…
雰囲気に対して異常なほど不釣り合いに話が安っぽい、というよりもむしろ馬鹿のひとつ覚えという感じだけど、それを補って余りあるフランケンハイマーのクライマックスを作り出す腕💪『パララックス・ビュー🇺🇸』…
>>続きを読む中ソの工作員の資本主義ユーモアのやり取りに左右に向きを変える洗脳がかわいいハーヴェイ。こんな根暗なオレが冗談行ったから今日は記念日と浮かれるハーヴェイ。母の呪縛が運命の舵を握っていた切なさと絶望に苛…
>>続きを読む「影なき狙撃者」というタイトルの通りなかなか掴み所のない映画。
ちなみに原題は「満州からの立候補者」、リバイバル時の邦題は「失われた時を求めて」と、こちらもいまいちピンとこない。
なお、のちに「…
構成や演出にややたるいところもあるものの、美しい白黒の画面のため終始楽しんで見られる。なにしろローレンス・ハーヴェイの気の毒の一言に尽きる境遇。はっきり言ってシナトラより冴えている。それを支えるアン…
>>続きを読むローレンス・ハーヴェイとシナトラの演技合戦になるかと思いきや、シナトラが見守る役に徹している。これはどっからどう観てもローレンス・ハーヴェイの映画なのだが、シナトラ筆頭に、アンジェラ・ランズベリー、…
>>続きを読む大好きなフランケンハイマーのポリティカルスリラー映画の傑作!モノクロということもありシャープな印象。最初の園芸クラブのシーンが上手い。
ローレンス・ハーベイの洗脳された演技も秀逸。母親役のアンジェラ…
洗脳とか家族やいろんなドラマが詰まっている内容なので、見方によっていろんな感想も出てくるのではないか。ただ、複雑な展開なので油断するとお話が分からなくなる可能性がある。
この時代にこんな「洗脳」のお…