このレビューはネタバレを含みます
ゲイリークーパーの顔に見惚れたけど、それだけ。キャプラの人情物語は好きだが、これはちょっと無理があり過ぎた。劇中でディーズは躁鬱病と診断され、それに対して一つずつ反論して、最終的には裁判で勝利するの…
>>続きを読む名匠フランク・キャプラ監督作品にしては切れ味の悪い作品。本作の後の『群衆』が似たテイストの傑作だったからかもしれない。
後半になると結末が見えてくるし、コメディみたいな法廷シーンも何だかねぇ。後の『…
善良で正直であることが変人と捉えられる背景には、ほとんどの人間が自己の損得だけを見据えていて、そこにやましさを抱えているからなのかもしれない。法廷で暴力を振るっても不問にされるという時代性はあるが、…
>>続きを読む嘘に罪悪感を感じ始めたら、それは恋!
自分のために声を上げてくれる人がいる喜びよ。
困った時に味方になってくれる人がいるか否かはそれまでの行動の結果。
人のために尽くした者ならば、必ずその情けは自…
くどいうえに破綻してる法廷シーンさえなければ……。
平凡な詩が、主人公の純朴さによってその平凡さでもってこそ光ってみえるようになることに驚いた。詩的言語が映画の文脈で変奏される。階段の手摺を尻滑りす…
アカデミー賞監督賞受賞作。後にキャプラ監督作の常連となるゲイリー・クーパーとジーン・アーサーが初出演。原題は「Mr. Deeds Goes to Town, (ディーズ都会へ行く)」。邦題の”オペラ…
>>続きを読むゲイリー・クーパーが主演の映画です。彼が知らない親戚から巨額の財産を相続することになり、ニューヨーク市に行き、そこで様々な出来事に巻き込まれる物語です。
彼が演じるキャラクターは、純粋さや誠実さが…