まるでディズニー作品のように楽しめる映画であり、エイゼンシュテイン自身、ディズニーアニメ『白雪姫』(1937年)を激賞していたことを思わずにいられなかった。
黒々とした広大な聖堂、人物に鋭く当てら…
1部
芝居が矢鱈と大袈裟でのったり進行する感じはあるけど、絢爛豪華な衣装と美術と膨大な人馬、表現主義的な影、何よりコントラストバキバキの撮影照明とめくるめくバキバキの構図でずっと観ていられる。ビアズ…
エイゼンシュテインの遺作。第3部も準備していたが、かなわなかった。本作の第2部は、スターリン批判と解釈され、上映中止になった。彼の作品は実験的で、輝きがある。『アレクサンドル・ネフスキー』の氷上シー…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
11年前ぐらいに兄の勧めでレンタルDVDで見ました。
ラスト、モノクロからカラーに変わる演出がとても新鮮でした🌟🌟👍👍✨✨✊✊
イワン雷帝が意に反する仲間を叱責するシーンに威厳的な風格があって痛感…
幼くして貴族に両親を殺されたことで貴族を恨み、封建貴族を抑え、残虐の限りを尽くした暴君イワン4世。
ロシア史上初めて皇帝(ツァーリ)と名乗ったという肩書きに混乱。
ロシア初代皇帝はピョートル大帝…
これはイワン雷帝が悪いのではなく、僕が珍しいほどに寝なかった日の翌日に見たので、異常なほど眠気と戦いながらみてしまった。戦いのシーンは壮絶であり、イワン雷帝の造形は芸術品である。大粛清がなされたとい…
>>続きを読む🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-545 再鑑賞
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 469/1001
🖋ほんと凄い作品!!映画としても芸…
もう少しイワン雷帝の残虐性に焦点を当てて欲しかった。(あくまで当時のプロパガンダ映画なので仕方ないが)
スターリンによって3作目を中断させられたらしいが、晩年のイワン雷帝が息子を殺めてしまう事件や、…
1944年のセルゲイ・エイゼンシュテイン監督の映画。二部構成であるが、内容は連続しており、一部だけを見ても中途半端な印象が残ると思われる。本来は第三部も作られるはずだったが、スターリンにより二部が上…
>>続きを読むドラマ部分で動きが少なく演劇チックなせいか緩慢さも感じられる作りとなってはいたが、エイゼンシュテインらしいモンタージュも秀でた作品だったからしっかり楽しめたし、何より終盤で唐突にカラー(というかほぼ…
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