ヘレンと不釣り合いな自分を客観視出来ないアルバートが不気味だった。
ストーリーには引き込まれる。
グレン・クローズの演技力
本当は普通の女性として生きたかったんだよね。
だから女性らしいヘレンに憧…
・男として生きざるを得なかった一人の女性の生涯
・ペンキ屋のペイジと出会う事によって夢を抱き変わってゆく流れや ドレスを着て2人で海を歩くシーンの繊細なレースと華やかな柄の、女性の象徴ともいえる美し…
自分の好みは差し置いても、G.クローズの素晴らしい演技表情にはただただ感服。男女が分からなく映った二人の女装のシーンも凄い演技力だ。どう見ても男顔に見えないメイクの不出来など、脇へ追いやるほどの表…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
主人公はダブリンのホテルでウェイターをしている男性、アルバート。
彼にはある秘密がある。
それは、実は女性であるという事。
物語の時代は今から100年以上昔で(多分)、その頃、女性が一人で生きていく…
性別に関わらず他人を愛することと、人としての相性の機微。
時代によって女性が1人で生きていくことの困難さ。
働くことが生きていくためにいかに重要かの再認識。
今の時代に人権や民主主義を享受出来ること…
生きるのがこんなに難しいなら、人生が一度しかないなんて無理。次はもう少し上手く生きられるかな?って気軽に死ねないなら苦しすぎる。
アルバート氏は、自分を抑え、目立たず、きちんと職責を果たした。
そ…
あまり前知識なしに、なんか賞を取ってるし、タイトルに惹かれたので録画しとこうと思って観た映画。
前知識なしに観ると驚く。
驚きを受け入れた後、アルバートはどんな人生を歩むのか興味がわく。
その後も…
19世紀アイルランド。
女性の立場が弱く、生き抜くために自分は男性と嘘をつき仕事を得るアルバート。
人と関わらないように生きてきたのに、女性であることがバレたり、同じ境遇の人(しかも結婚している)…