最近、この手の映画によく出会うのが本当に不思議だ。考えていることと引き合う何かがあるとさえ思うほど。
人生はシームレスな劇の連続であるということを過剰に表現した映画だと思った。
そしてそれを過剰に捉…
(初版2013/05/19 小改訂2022/04/13)
1.はじめに
❶映画には、「ロジックで観る映画」と「イマジネーションやフィーリングで観る映画」とがある。
後者は観客が独自に判断するので…
カラックスの作品を見たのが初めてだったので、セリフや文脈はそっかって感じだけど絵面が好きなシーンが多かった
tokyo!のメルドがモデルに子守唄歌って貰うところの絵力が凄かった 宗教画みたいで、聖…
雑誌ELLEでアネットの記事が出ており、内容が興味深くリアルタイムでレオス・カラックス作品上映を知り行くしかない!と…
予定があわずホーリー・モーターズと汚れた血しか鑑賞できませんでした。
ユーロス…
「レオス・カラックスってやっぱり変なひと」と知り合いはこの間言っていたけど、なんだかんだ観れてなかったこの作品を観て、やっぱり変なひとだと確信する。
観客の誰もが眠っているなか(すなわち見ていない…
60点
オープニング。
全裸で走る青年(無声フィルム)。
映画館。映画を観る満員の観客。
目覚めた男(レオス・カラックス監督)はタバコに火をつけ、ベッドから降り、部屋を歩き回る。
壁にあるロック…
<人生を演じる男の不思議な寓話>
主人公オスカーが何者であるかは不明だが、リムジンでパリ市街を流しながら、富豪、物乞い、殺人者と、次々別の人物に変装しそれぞれの人生を演じていく。物語に繋がりはなく…
ポンヌフの恋人は、あのラストで切られるからこそのハッピーエンドだったと思っていたので、空白の20年について急に独白されたのはなかなかショックでした
これは多分意味を考えることには重きが置かれていな…
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