寺山修司監督の遺作。ストーリーは難解。本家と分家、村と町、未開と文明、過去と現代などの対比が強く意識されている。だが特に賞賛や批判の対象があるとは思えなかった。監督が「さらば」といったのは何に対して…
>>続きを読むガルシアマルケス財団に怒られた寺山の映画やん!と見たが普通に良いリメイク。舞台は沖縄というか日本の荒れた田舎、そして発展していく都市で撮られる家族写真。ラテンアメリカと寺山周辺の60sアングラ日本芸…
>>続きを読む片田舎の村で暮らす人々
徐々に入り混じる昭和モダンとノスタルジックな世界
村の掟や織物の色彩、樹木に描かれた絵など
まるで迷宮の空間に入り込んだかのよう。
こんな空間を生み出せる人は
この先も現れな…
うーん、カオス。とっても悪い夢を見た様な感じ。文化から外れた生き方と云うものは容易ではない。完璧なる死体になる過程で何を選択しなきゃならんのか。あまりに大胆な寺山修司の提示に圧倒される。更には異世界…
>>続きを読む大作の死後も亡霊に縋りつくように時計を本家のもののみとする村人たち
大作を失うことで一人では文字のひとつも信じて決められなくなる捨吉
画一化された言語の呪縛
話し相手の喪失
言語への信仰と脆さ
…
寺山修司監督
架空の村に生きる村人の、時間を超越したドラマ。実際、全編キツい方言の台詞でよくわかりません(笑)
ただ、各シーンの画面構図、色合い、キャラが斬新で印象的。
配役も原田芳雄、山崎努と…
海外の小説を基にした映像化らしいのだけど、相変わらずの寺山修司ワールドだった。
煩悩が止まるほどの過激な描写。
セットや衣装、映像の原色使いや役者の動き。
時や表裏一体がテーマなのか?
どちらにし…