シャンタル・アケルマン監督
・3時間22分間、ひたすらベルギー中流家庭の女の日常を定点カメラで追う
ロングカットから徐々に考えさせられるようになってくる
数時間後にはきっと忘れているような動作を執…
抵抗虚しく寝た。退屈で眠たくなる家事の反復を延々と見せられる。だからこそアケルマンは誠実な求道者だと思う。
説教がましく心を操作しようとしてこなかった。「お前なりに感じろよ?」と言わんばかりで、鑑賞…
休みの日の、昼下がりに、風邪気味で、どこにも行く気になれず、家でなにをする気もなかったときに、youtubeで映画監督の選ぶ2022ベスト50みたいな動画を、観るともなく、カーソルがサムネに当たって…
>>続きを読むぐあ、、うわーーーーーーー。
ハハ〜ン、監督、さては生活オタクだな?ふむふむ〜と思いながら観てたらホンマに度肝抜かれました。
今までのすべてが終盤の伏線のようになっていて、急にサスペンスホラーのよ…
拝観する機会を
ちょっとばかし待ち侘びてた噂の長編傑作
なんとなくシャンタルアケルマンが
好きな"材料"って
"街をぶっとばせ"から
変わっていないように感じて
その要素要素に触れる度に
安易にニヤ…
単調な日々の暮らしが孕む不穏さを、その単調な暮らしぶりのパートのみで描いてあった。
ラストシーンまで、ジャンヌがアパルトマンの一部屋で黙々と日常ルーティンをこなすだけでそれは長くて退屈で。でもそれ…
説明の少ない映画が好きです。
その方が「この人、何考えてるんだろう?」とか「今、何がおこってるんだろう?」って前のめりになれるから。
本作はまさにそんな感じで、ジャンヌが料理を作ったり、息子と一緒…
3時間は長かったけど、長くても観てよかったと思える映画でした。名作は長いんよ…。仕方ない。
最後の方がやっぱり怒涛の流れですぐ過ぎるから体感的には3時間ない…と思う。
2022年英国映画協会発の「史…
気を張ってみる必要がある映画ではないけれど、映画館で観る価値がある映画だなあ、としみじみ感じました。その代償に200分ほどの上映時間によって、お尻をはじめとした体中がバキバキになってしまいましたが。…
>>続きを読む家事。2文字で語られてしまうこの行為は、私たちが生活するために欠かせない営みである。しかしその営みは、生活の当たり前とジェンダーの非対称性から不可視化されてきた。それを200分、映画としてみたらどう…
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