真昼の不思議な物体の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『真昼の不思議な物体』に投稿された感想・評価

mona

monaの感想・評価

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“Tomorrow I will love you”

現実を操作し手直しすることが映画という箱の中で可能であること、
そういう《開かれ》の力を作り手が信じていること
5555

5555の感想・評価

4.5

ドキュメンタリーであるものの、架空の物語を中心に映像が展開していく作品。リレー形式で即興的に生み出されていく物語は、夢の物語のように合理性がなく予測不可能で面白い。語り手たちの生きている現実と、語ら…

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千利休

千利休の感想・評価

4.2

まず試みが面白い。とはいえ言われなければ気づきにくいとは思うが。それにしても東南アジアはカラーのほうが映える。だからこそ普通ならロケ地の力で話を保たせるだろうところを、モノクロの選択により強制的に撮…

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hine

hineの感想・評価

4.5

作為が及ばないマジカルな瞬間が映されていると思った。それが「映画への問い」だと作者は話していて、フィクションへの懐疑が素晴らしく美しい形で映画化されている。
アピチャッポン監督の音のセンスがとてもと…

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mare

mareの感想・評価

3.5

不思議すぎて実態を掴めなかったというのが正直なところだが(いつものこと)、アピチャッポンの初長編にしてドキュメンタリーのこの作品は少年たちにマイクを向けることで想像性を委ねる大胆な試みをしている。不…

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物語が自然発生する面白さより各地の被写体一人一人の魅力の方が勝ってる時点でコンセプトは失敗してるように思うが、それでも全然持ってる。連綿と繋がれていった物語がガキ共のその場のウケ狙いで俄然飛躍してて…

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つながってると観ないとおいてかれてしまうかも。そんなこと気にしなくて良いのかもしれないけど。

時間をおいてもう一度観ないとな。
onrk

onrkの感想・評価

4.2

偶然的かつ不可逆的に紡がれていくプロットに対する、境界線を揺さぶりながらもあくまでも映画として成立させようとするようなアピチャッポンの中動態的な関わり方に、エゴイスティックな主体性の外部にある無限の…

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o219028t

o219028tの感想・評価

4.2
映画製作の型を取り払うような実験的な試みにも関わらず、「産みの喜び」に触れるようなカタルシスを湛えた稀有な一本。

物語が紡がれていった...これがアピチャッポン...

冒頭の監督メッセージでも言ってた「現実と映画の境界線はどこなのか、それとも境界線などないのか」
作り手として最も実験的かつ原始的な方法 "人に…

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