「仰げば尊し」で始まり、「赤とんぼ」で終わる今作。
少年トントンの夏休みが鮮やかに描き出されます。
序盤はトントンのTシャツにプリントされた、ちょっと不気味なキャラクターが気になって、いろんな意…
冬冬の夏休みの間に事件が起きすぎてちょっと哀れでした。忘れられない夏になってしまったと思う。
母親の持病悪化、入院に伴い、母親の兄に連れられて母親の実家に夏休みだけ預けられることになった冬冬と妹。週…
病気の母親が入院する夏休みの間だけ都会の台北から田舎の祖父母の家に居候する兄妹、ただそれだけの話。なのになんでこんなに面白いのか。
40年前の台湾の田舎の風景は異国ながら日本とも通ずるところも多く、…
夏休みのノスタルジーを描いてるのかしら、なんて思ってたけど、想像していたよりずっと描写も話も現実的できつめ。今の時代感で見てしまうから余計に。都会の少年が田舎にやってきて、生と死を生きる大人の生活を…
>>続きを読む異国のはずなのにあまりにも既視感のある田舎の風景に良さとキツさの狭間だった
上級生たちの輪に入れないこととか、負傷した鳥を拾ったりとか、亀に触ってるときとか、地域ではみんな見守ってる知的障がい者とか…
©A MARBLE ROAD PRODUCTION, 1984 Taiwan