スカパーにて。ATGでの新藤兼人監督作。
永井荷風の自伝的小説を映画化するにあたり、永井荷風そのものを主役に変更した意欲作。
永井荷風を津川雅彦が演じてるのだが、ぶっちゃけ見てくれは似てないなぁ(…
粋人荷風を津川雅彦が意外によく合う…!
アートシアターギルド最後の作品、新藤兼人。
これは濹東綺譚というより断腸亭日乗!荷風先生ー!!たまらん。新藤兼人の研究ぶりに感涙。何より食事シーンを丁寧に書く…
新藤兼人の「濹東綺譚」は、主人公の種田順平の役名を永井荷風に置き換えた。しかし60年の豊田四郎の情感が本作には乏しく、予算の関係もあろうが、どうもエロティシズムばかりが強調された作風になってしまった…
>>続きを読む陽気で不穏な音楽が、ふらふらと女を遊び歩く永井荷風を表しているよう。お上品な口調で下品な言葉を言いながら荷風に説教をするお母様が面白く、ここも弾むようなピアノの音がさらに笑いを誘って良い味出してた。…
>>続きを読む父親の死後に即離婚、放蕩三昧を決め込み親族と断絶、世間に逆らう破廉恥の文豪、永井荷風の名作の映画化。津川雅彦演じる主人公はダンディで知的だが女道楽の原作者自身。その行状に呆れ果てた実母との会話は、語…
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