負けの美学っていうか。
散る桜を美しいと慈しむ気持ち、日本独特のそれをこんなかっこよく清々しく描いた映画って今まであったんだろうか。
かなしいは美しい。
かわいそうとは似ているようでまったく別物なん…
去年からずっと観たかった作品
福本さんの斬られっぷりは圧巻だし脇を固める俳優陣
太秦の雰囲気を感じさせる手腕は良かったんだけど…
太秦や時代劇の衰退の表し方が露骨というか陳腐な感じがしていけ好か…
昭和の活動屋=プロフェッショナルのアナログな精神性が、現代っ子フィルムメーカーのデジタル思考と対比され、激突してくれるところまでは至ってなかったのが残念。
カメラを通して、東映太秦撮影所を社会科見学…
新作DVDレンタル。京都太秦を舞台に衰退する時代劇を背景に、「斬られ役」として時代劇を支えてきた男の生き様を描く。思い返してみると、知らぬうちに時代劇ドラマが民放から消えていることに気づく。NHKで…
>>続きを読む最後の斬られ役、福本清三。製作者にしか知られないような人物にスポットを当て、消えゆく撮影所システムと共に寂しく描かれています。
蒲田行進曲、最近ではイン・ザ・ヒーローにシンパシーを感じるこの作品では…
太秦映画村には行った事が無いですが、きっとこんな風なんだろうなと、最初はドキュメンタリー映画を観ているような感じで観てましたが、斬られ役の俳優を軸に時代劇の衰退と世代交替の現実を感動的に伝わってきま…
>>続きを読む#285-2014 @角川シネマ新宿
5万回斬られてきた男に初の主演のスポットをあてた映画。
東京の映画館巡ってたら、まだやっていたので思わず見てしまった(わざわざ東京行ってまで映画かよとみんなに…
衰退していく時代劇のかつての聖地・太秦を舞台に、時代劇で暗躍する斬られ役を主役として、盛者必衰の理を一人の男の背中を通して観るものの心に刻み込む、哀愁垂れ流しムービー。
僕は昭和レトロとか大正浪漫…
日本映画史に遺る数々の名作を世に送り出した太秦の京都撮影所を舞台に、時代劇の斜陽、そして「斬られ役」として何十年も作品を彩ってきた男•香美山の最後の花道を描いた作品。
正直言って地味な映画だ。しかし…
(C)2013 UzumasaLimelight . All Rights Reserved.